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ハレーションとフレアの違いについて

posted by shimizu on 02.10.2011

先日、知り合いにハーレーションとフレアの違いについて聞かれたので改めてメモ。 私も撮影を始めたばかりのころは混同していたのですが、被写体として存在しなかったはずの光の像は原因別に名称があります。

フレア(レンズフレア)

カメラによって写真・映像を撮影する際に、極めて明るい光源がレンズに向けて当てられている時に生じる、不必要な光の像です。写真が白っぽくなったり、光がにじんだりしたものがそうですが、その中でも太陽を直接撮影した時などに写る光の輪や玉のことを特にゴーストといいます。これらは光がレンズ内部やカメラ内部で複雑に反射しながら生み出されるので、デジタル、フィルムに関わらず全てのカメラでおこる可能性があります。フレアは人の目でも見えることがあることから、光が強いことを強調するためのイフェクトとしてPhotoshopやAfterEffectなどでレンズレア効果として使われることがよくあります。

ハレーション

ハレーションもフレアのように明るいモヤのような現象のことをいうのですが、これは薄いフィルムの内部で強い光が反射を繰り返して光がにじんだようにひろがって出来たものです。なので、隣のコマにまで影響を及ぼすこともあるのですが、フィルムの中でおこる現象なのでデジタルカメラではおこりません。

スミア

デジタルカメラではハレーションは起こりませんがデジタルカメラやビデオカメラなど、CCDを使う映像機器でのみ起きるスミアという光のにじみがあります。これは、CCDを読み出す方向、画面で見ると垂直方向に光の線が現れる現象で、メカニカルシャッターを搭載していないデジカメで発生します。一眼レフカメラではお目にかかったことはないですが、携帯のカメラでは何度かこのスミアが起こったことがありました。 詳しくはCCDの電荷バケツリレーのしくみ 〜携帯電話カメラに多いスミアの謎も探る〜

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shimizu
サイバーエージェント広告事業部デザイナー、ディレクターを経て独立。 NINE SENSE Inc. の代表取締役兼クリエイティブディレクター。 趣味は海外ドラマ鑑賞と写真。 好きな食べ物はスープカレー。
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